イスラエルワインの味わいとフルボディの基準

イスラエルワインの味わいとフルボディの基準

良く使われることの多い“フルボディ”の言葉。
他のワインを飲んでいて思うのですが、
フルボディと書いてあっても軽くて淡泊な味わいの物が多い気がします。
“ボディ”とは主観的な判断基準の話ではありますが、
言葉の使い方にちょっと違和感がありますよね。

*イスラエルワインの味わい

全般的にイスラエルワインは、果実味が豊かで、
濃厚で厚みのある味わいのものが多いように感じられます。
また“リザーブ”や“エステート”の名のついたワインになりますが、
いわゆるフルボディの範疇に属する味わいが多いとも言えるでしょう。

もちろん濃厚でパワフルなだけがフルボディではなく、
控えめながらもほのかな甘みも漂い、
適度な酸味と渋みがバランスよく広がり、
そして豊かに湧き上がる果実味...
こんなフルボディのイメージを含めての話です。

*フルボディの基準

こんな事もありまして、
濃厚なイスラエルワインの味わいを正しくお伝えするためにも、
ボディの表現や使い方にもう少し注意を払って行こうと
考え始めたところです。

濃厚でコクがあり、豊かな味わいに重たさやふくよかさを漂わせた、
そんな期待(?)を込めたフルボディの味わいに、
豊かなタンニンで色合いも濃いめで深みがあり、
さらにアルコールの度数も13%~15% のワイン...

今後はそんな基準をフルボディとして、
使っていくことにしようと思っています。

*ビンヤミナ リザーブ・シリーズ

そして早速、
現在“今月のPick up”で取り上げている
ビンヤミナ リザーブ・シリーズのカベルネやシラーズに
当てはめてみますと(参照: 今月のPick up )、
このワイン達はまさに上述のフルボディの範疇を体現していて、
繊細さや品の良さをも兼ね備えた魅惑的な味わいが広がるのです。
いままでは『ミディアム~フルボディ』と紹介して来ましたが、
これからは素直に『フルボディ』と謳っていくことにします。

 

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