4年目を迎えたプサゴットの高級フルボディ赤ワイン

4年目を迎えたプサゴットの高級フルボディ赤ワイン

4年目、5年目が素晴らしい

エドムにしろ、カベルネにしろ、
プサゴットのワインはヴィンテージから4年目、5年目が素晴らしい、
と常々思っているところです。
もちろん2年目、3年目も十分素晴らしい味わいを披露してくれますし、
6年目、7年目は品切になってしまうので分からないだけなのですが...

プサゴットのエドム1

そんな中でエドム 2013とカベルネ 2013が
4年目になる楽しい時期を迎えていて、
誘惑に負けてまずはエドムを開けてみることに...

エドム 2013 はちょっと違った状況を見せていて...

2年前のリリースされた時から実に素晴らしい味わいでした。
バランスの良さと共に
驚くほど芳醇な大粒の果実風味が豊かな広がりを見せ、
濃縮感漂うマイルドで濃厚な味わいと共に、
ゆったりとした時間が漂っていたのを思い出します。

プサゴットのエドム2

そして3年目になったときには...

ジュデアンヒルズのテロワールを存分に感じさせながら、
バランスの良さと共に
重心の低い芳醇な果実風味が心地よかったですね。
時間の経過と共に溶け込んでいる様々な味わいが顔をのぞかせて
複雑味豊かな質感を漂わせ、
躍動感溢れる艶やかな味わいが魅力的でした。

そしてとうとう4年目のエドム 2013

ジュデアンヒルズ特有の深みのある土壌の香りは相変わらずで、
滑らかで何とも深みのある豊かな味わいが広がります。
後から心地良いタンニンの刺激がふくよかに湧き上がり
輝きを見せながら魅惑的な味わいを醸し出しています...

プサゴットのエドム3

カーメルやペルターとも違う個性をふんだんにばらまきながら、
“お久しぶりでした!”とばかりに、
記憶の中の味わいが、
歳を重ねた一層の艶やかさを添えて豊かに甦るのです。

ただ残念な事は、
この充実した味わいが楽しめる時期になった頃には、
もうほとんど在庫がないと言う状況になる事でしょうか。