梅まつりと梅ワイン

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電車中吊り広告に踊る“梅まつり”に“梅ワイン”の文字に魅かれ、
『梅まつりに出かけてみよう...』と選びましたのが百草園。

駅からほんの10分ほど歩く距離なのですが、途中の坂のまあ急な事。
息が切れ、歩みは止まり、思わず道端に設置されている手すりにすがりつきます。
そんな思いをしながら百草園に着いてみると、なんと園の中も坂と階段の多い事。
よほど坂の好きな人が造ったようです。
百草園1
さて梅の花はと言うと、このところの寒さのせいか開花も遅れているようで、
まだ5分咲きくらい。もっとも早咲き、遅咲き、とにかくいろいろな種類があり、
元々一斉に咲く訳でもなさそうです。
まだ咲いていないのか見つけられませんでしたが、“思いのまま”なんて洒落た
名前の梅もあり、坂のことも忘れてまた来たくなるから不思議です。
百草園2
蝋梅の密集している一角では甘く濃厚な香りが漂っていましたが、そういえば
なじみの梅の香りがしません。
『今年は香りが弱い? まだ5分咲きだから?...』と少し物足りなさも感じ
ながら回っていると、梅の木の根元に福寿草を見つけ、懐かしくなります。
子供の頃、春先によく福寿草を探しに行ったりしたものですから。

『さて、梅ワインはどんなものか...』と思いだすのですが、百草園では見つ
からず、また日を改めてありそうな場所に出かけることにします。