“スーパーマーケット・ワイン”とのレッテルもものかは:バルカンのカリニャン

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イスラエルの特徴ある品種の一つとしてカリニャンに注目をしていまして、バルカ
ンのワインリストにこの名前を見つけ、販売とは別についつい取り寄せましたのが
Barkan MONFORT Village Carignan 2013。

バルカンとしては、低価格帯ワインにつけられた“スーパーマーケット・ワイン”
とのレッテルを払拭しようと、高品質ワインの生産に向けた努力を続けていますか
ら、今回のカリニャン(低価格帯ワイン)には『あまり力を入れていないかも』と
さほど期待はしていなかったのですが、何とこれが実に美味しいのです。
Barkan カリニャン
木の香り、下草の香り、赤い花の香り...いきなり期待感が高まる上品な香りが
漂います。
口当たりはとても滑らか。
チェリー系の、透明感のある爽やかな酸味が繊細な味わいを醸し出し、
後から現れるほのかな甘味に微かにスパイシーな刺激が余韻として長く続きます。

ライトボディ~ミディアムボディの軽く爽やかな味わいですが、
キラキラ輝く透明感のある赤紫色も美しく、
複雑味も見せる奥深さがあって飽きません...

スーパーマーケット・ワインとのレッテルもものかは。
また違った味わいのカリニャンの出現です。
軽い食事と共に、秘かに楽しむハウス・ワインにピッタリじゃありませんか。