宝石の名のついたワイン|ビンヤミナ ルビー

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ビンヤミナ・ワイナリーの“The Chosen”シリーズから、今回は『ルビー』を
取り上げます。
ルビーの宝石言葉は、豊かな感受性・生命力・エネルギー・活力などなど。赤い
宝石で、あふれるような活力とエネルギーが得られと考えられているようです。
また豊かな感受性を高める働きがあるとか...

さてワインは、上ガリラヤで収穫されたシラー95% にジュデアンヒルズで収穫
されたヴィオニエが5% 加えられています。
2003年にThe Chosen シリーズがデビューした際には、この『ルビー』は大変な
人気を博したそうですよ。

色は濃い赤紫ながらも意外に明るさもあります。粘性もしっかりあって、雫が
幾筋もゆっくりと垂れ下がり、とろみ・濃縮感が漂います。
香りはベリー系の柔らかな黒果実の香り、生木の香り、少し焦げた香り、ゴムの
ような重い香り...
口に含むと、柔らかく奥深さも感じさせる胡椒のスパイシーな刺激が口蓋を覆い、
後から心地よい果実の酸味が顔をだし、これに控えめな渋みと上品な果実風味が
加わって余韻として広がります。
宝石の名のついたワイン ビンヤミナThe Chosen ルビー
なるほど。
濃厚な味わいですが品のある滑らかな舌触りが上質の味わいをいざないます...
まろやかで心地よいスパイスの刺激に果実の柔らかな酸味が調和よく重なり合い、
控えめな渋みが程よく歯茎を引き締め、
そして後から湧き上がるほのかな果実の甘みも心地よく、
コクがあり、凛として気品に満ちた余韻が続きます。

『丁寧に調理された、上質の脂身の料理に合いそう』なイメージがわき、手近に
あった脂ののった炙り鯖すしと一緒に食してみますと、ワインの方もまるで計った
かのように表情を変えるじゃありませんか。
澄んだ上品な酸味と共に、果実の甘みが消え入るような柔らかさで口一杯に広がり、
これは美味しい。
『おすすめワイン』にまた1本加わりそうです。

7月には取扱いを始めますし、次号メルマガでは先行販売のご案内なども差し上げ
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Binyaminaルビー2