人気のカベルネ・ソーヴィニヨン飲み比べセットにあるプサゴット

人気のカベルネ・ソーヴィニヨン飲み比べセットにあるプサゴット

■ ナパカベ、チリカベに続いてイスカベ?
やはり皆さん、カベルネがお好きのようです...
市場ではカリフォルニアやチリのカベルネを
通称ナパカベとかチリカベとか呼んでいますけど、
イスラエルの場合で使うとするなら“イスカベ”?

カベルネ3本セット
■ オールドワールドとニューワールド
いずれもニューワールドの世界ですから、
同じような傾向にあるのだろうと思いますが、
ヨーロッパに比べればやはり陽光たっぷりのイメージで、
ベリー系の濃厚で甘い香りの漂う風味が良く語られます。
ときどきジャムっぽいなどと揶揄されることもありますけれど、
私はそこまでの味わいを経験した事はありません。

イスラエルでは(そして多分他でも)、
ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアから醸造家を招聘したり、
あるいは学びに行ったりしていて、
これらの交流を通して様々なワイン造りが融合されているようです。
オールドワールドとかニューワールドとか、
そんなに意識する必要も無いように思いますけどね。

プサゴットワイナリーのカベルネ・ソーヴィニヨン
■ Psagotのカベルネ
さて、そんなことを思いながら栓を開けましたのが
カベルネ飲み比べ3本セットに含まれる
プサゴットのカベルネ・ソーヴィン 2012。

色合いは濃い赤紫。
幾分透明感はありますが光を吸収してしまうような深みがあり、
濃く黒っぽい赤味に深い紫色が魅惑的な雰囲気を漂わせています。

木の香りと共に微かに燻製香も流れ、
何となく影を添える感じにはフレンチ・オークのイメージが重なります。

Psagotのカベルネ

あくまでもふくよかで、
適度の酸味とほのかな渋みのバランスも素晴らしく、
余韻に心地よい刺激が流れます。
そしてこれに寄り添うように果実風味が交り合い、
何とも品の良い、柔らかな味わいが広がるのです。

この果実風味はカシスの味でしょうか、
外に発散するのでは無く、中心に向かって収斂していく感じが
落ち着いた雰囲気を醸し出していて、
さらにその後からゆったりと湧き上がるアルコール香が、
大人の味わいを添えています。

奥深さと共にまだまだ秘めたポテンシャルを漂わせ、
何とまあ素晴らしい味わいじゃありませんか!

カベルネを楽しむなら、このPsagotは外せません。

 

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