かなり希少なルーサンヌ｜イスラエルワイン

ルーサンヌと言う品種をご存知ですか？
フランスワインに造詣の深い方はご存知でしょうが、ローヌ河流域の白ワインの
特徴を形作っている品種だそうで、その作付面積は全世界を合わせても1,000ヘク
タールにも満たないのだそうです。何とも希少なと言うべきか、はたまたマイナー
なと言うべきか．．．

そんなワインがいつの間にか手元にありまして、作り手はビンヤミナ・ワイナリー。

色は黄金色。杏やマンゴーなどの柔らかい果実の香りに黄色い花の香りも加わり
ます。そして時間の経過と共に徐々に味わいにシャープさも現れ、全体のバラン
スが良くなってきます．．．ほのかな果実の甘味と爽やかで澄んだ酸味が繊細な
味わいを醸し出し、一方では微かな苦みがミネラル感と共に複雑味を漂わせ、これ
に豊かな果実風味がしっとりとしたコクと芳醇な香りとなって混ざり合い、とても
洗練された、素晴らしい味わいが広がります。

これはマイナーではない、希少で、そしてとてもエレガントなルーサンヌです。