先週の話ですが久々にシンポジウムに参加しまして、シャウル・シンゲル氏の基調
講演を拝聴いたしました。シンゲル氏は『Start-up Nation: The Story of Israel’s
Economic Miracle』の共著者で、イスラエルがイノベーションの世界的中心地である
ことを広く知らしめたとか。
1)大体200人くらいの参加者でしょうか、この中で英語の通訳用機器を使用していた
人はせいぜい5% 前後。
多くのシンポジウムに参加して来ましたが、こんなことは初めてです。日本人の
英語力も随分変わったものだと感激しました。
2)参加者は50代後半から60代が大半で、皆さんイスラエルとの事業にご関心がある
風情。ただ年配者が多い事が何とも気になりました。これも高齢化が進行してい
る日本の実情でしょうか?
もちろん年配の方の、生涯現役の心意気を疑う者ではありません。
3)シンゲル氏曰く、イノベーションの重要な要素の一つはリスクを取る事が出来る
技量だそうです。
誰しも何らかのリスクを取りながら人生を歩んではいるのですけれど、中身が違
うのでしょう。でも全員がイノベーションを起こさなくてもいいのですから、肩
の力を抜いた方がいいですよね。