ビンヤミナの宝石の名の付いたワイン|ルビー

ビンヤミナの宝石の名の付いたワイン|ルビー

宝石の名のついたシリーズ

ビンヤミナの宝石の名のついたシリーズ(THE CHOSEN)にあるルビー。
2003年にシリーズがデビューした際には、
このルビーは大変な人気を博したそうです。
そしてその素晴らしい味わいに魅了されて日本でも販売を始めたのですが、
ヴィンテージが2011年になってからは
ちょっと納得のいかない味わいが続いていて、
『う~ん、これでは不評を買うかも(?)』と気になっていたワインです。

ビンヤミナのルビー

そんなワインも5年目を迎え...

現状を確認しようとまたまた栓を抜いて見ることにするのです。
このルビーは、シラー 95%、ヴィオニエ 5% のブレンドで、
色は紫がかった深い赤紫色。
舌触りはなめらかで心地よい果実の酸味が広がります。
透明感漂うこの果実味は、例えるならザクロの味わいでしょうか。

シラーの細やかでつややかな味わいが広がり、
なかなか上品ですし複雑味も豊か。
適度の酸味と柔らかな渋みのバランスも良く、
これにスパイシーな刺激と透明感漂う果実味が折り重なります。

細やかでつややかなシラーの味わい

この味わいは確かに、
最初に美味しいと感じたルビーの味わいで、
どうやら5年目くらいは待った方が良いと言うことなのでしょうか。
少々面倒ですが飲む温度にも十分気を付けた方が良く、
適度に冷やした後では透明感のある果実味と酸味のバランスが素晴らしく、
品の良い納得の味わいが楽しめるのです。

イスラエルワインの注目品種

カベルネ・フランにも通じる心地よい酸味と上品で透明感あふれる果実味、
そしてスパイシーな余韻がいいですね。
カベルネ・フランとともにイスラエルワインの注目品種として、
シラーにも気をつけた方が良いことを暗示しているようです。

 

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