カーメルワイナリーの2種類のロゼワイン
- 2018.11.13
- イスラエルーワイン全般
- カーメル, ロゼワイン
新聞にロゼについての記事が載っていて ...
いやが上にも目に付きましてね。
『赤ですか?白ですか? いえ、私はロゼで...』
こんな書き出しで始まる記事でした。
赤ワインでも白ワインでもない、
華やかなピンク色をしているロゼワイン。
飲んだことがある方は多分少ないのでしょうね。
とにかく日本では赤ワイン、白ワインと比べて、
ロゼワインは圧倒的に流通量が少ないのが実情で、
2017年度のロゼの流通量は全体の僅か 2.5% だったそうです。
そんな背景を踏まえながら、
『ようやく日本にもロゼワインのブームが来るのではないか!』
と言う期待の記事だったんですね。
尤も、過去に何回もブーム到来を叫ばれては幻に終わってきたのですが。
ところが世界のトレンドは辛口のロゼワインのようです。
データの裏付けもありまして、
昨今フランスでは非発泡ワインの30%以上がロゼワインだとか。
簡単にロゼワインの製法を振返ってみますと...
ロゼワインは基本的に赤ワインと同じく黒ぶどうを原料として用います。
その代表的な製法としては次の2つが挙げられるでしょう。
【セニエ法】
赤ワインの製法で醸しの時間を短くした造り方です。
赤ワインと同じように黒ぶどうを丸ごと発酵させますが、
少し色づいた段階で果汁だけを抜きとります。
これを発酵させると通常の赤ワインの色合いではなく、
淡いピンク色のワインが出来上がるんですね。
【直接圧搾法】
この方法で造られたロゼはブラッシュワインとも呼ばれ、
黒ぶどうを使って白ワインのように醸す造り方です。
黒ぶどうを搾り、ぶどうジュースにして醸しを施す訳ですが、
搾ると若干ですが皮の赤みが溶け出るので淡いピンク色が着くのです。
そしていろいろな場面に合うロゼワイン
野菜や魚介類にチキンや豚肉、牛肉まで、
とにかくいろいろな料理に合うと良く言われます。
『食事の最初から最後まで1本で通すなら辛口のロゼでしょう...』
と言う評価も良く耳にします。
見た目が華やかで食欲をそそりますから、
料理を一層引き立てることは間違いないでしょう。
ロゼと言っても爽やかな辛口から甘口まで味もさまざま。
初めて飲む人にも飲みやすいロゼがありますし、
食前酒としても楽しめますし、
記念日などのちょっとしたイベントでも華やさが似合いますし、
良いことばかりじゃありませんか!
当店で扱っているロゼワイン
夏も終わる頃になってようやくイスラエルから到着しましてね。
カーメルのロゼワインで、
直接圧搾法で造られたセレクテッド・シリーズのロゼと
セニエ法で造られたアペラシオン・シリーズのロゼを用意しています。
販売を始めて日は浅いのですがなかなかの人気で、
『冒頭の記事が当っているのでは!?...』とも思える気配です。
特にアペラシオンのロゼは人気が高く、
秋の気配が深まっても衰える様子がありません。
こんなロゼワインをぜひお試し頂きたいところです。
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