パスタで有名なイタリアン|九段下のトルッキオでランチコース
トルッキオとオステリアトルッキオ銀座
銀座にあるオステリアトルッキオで、
ソムリエをやっている人とお会いする機会がありましてね。
一度お邪魔する話をしていたのですが、
これにたまたまイスラエルの友人の退院祝いが重なって、
行ってみましたのは九段下のトルッキオ本店。
なにせここはミシュランガイドビブグルマンにも選ばれたお店で、
中でもパスタは芸術作品のような素晴らしさで有名なんだそうです。
退院祝いですからランチコースをお願いして...
そしてここで楽しむのはやはりイタリアワイン。
白ワインは“グラスワイン”でさらりと済ませ、
赤ワインを頼む段になって、やはりあれこれ考える訳です。
ところが薦められましたのが、
全く馴染みのないティンティリアと言うブドウ品種。
何せイタリアは土着品種の宝庫ですからね。
これもモリーゼ州の土着品種だそうです。
せっかくですから薦められるままに試してみることに。
けなげなワインの振る舞い
当たり外れの無い気楽に楽しめるワインとは少し違い、
しっかりとした渋みが特徴ながらも素朴な味わいが広がる、
土着のイメージと共に、堅物で実直な雰囲気が漂います。
フレッシュ感と言いますか、まだ乾いた感じも少しあって、
2010年だったのですが、もう少し待っても良いような気がします...
概ね3,000円クラスの印象なのですが、
何せここは有名レストランですからね。そうはいきません。
そしてワインの方も、そんな役割を必死に受け止めているようです。
実際、料理の方はかなり洗練された味わいが続くのですが、
ワインも店の名前を背負い、
一生懸命に振る舞っている様子が窺えるじゃありませんか。
何やかや言っても、土着感が何とも素朴な雰囲気を漂わせ、
けなげな様子に親近感も湧くイタリアワインとの出会いのひと時でした。
ワインばかりに気を取られ、
肝心の芸術品の写真を取る事も忘れて...
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