イスラエルで花開いたエメラルド・リースリング

イスラエルで花開いたエメラルド・リースリング

エメラルド・リースリングは、1950年代にカリフォルニアでリースリングとミュスカデルを交配してできた品種だそうで、イスラエルには1970年代後半に持ち込まれたとか。当時イスラエルでは白ワインが主流を占めていて、中でもエメラルド・リースリングが最も高いシェアを占めた品種だったようです。

現在はイスラエルでも赤ワインの方が好まれますが、相変わらず白ワインの中ではエメラルド・リースリングの人気が高く、この品種のこれだけの成功は他の国では見られないそうですよ。

そんな中で取り出しましたのがBarkanの Reserve Emerald Riesling。
色は澄んだ薄い麦藁色で、口当たりも上品で爽やか。
豊かな白い花の香りにほのかな果実の甘み、
そしてとろみも感じるまろやかな風味に、
柔らかく心地よいスパイスの刺激が重なります。
フルーティで柔らかな余韻と共に広がる滑らかで透明感のある味わいは素晴らしく、
食前酒にピッタリのワインです。
イスラエルのエメラルド・リースリング、これは試してみる価値ありでしょう。

参考:
ティシュビの『エメラルド・リースリング』

カーメルの『エメラルド・リースリング』