プサゴットの実力を引き出す飲み頃温度|イスラエルの赤ワイン品種

プサゴットの実力を引き出す飲み頃温度|イスラエルの赤ワイン品種

イスラエルワインでも5,000円台のワインともなりますと、
かなりのレベルのワインとお考えいただいて大丈夫でしょう。
さらにそんな中でもプサゴットのワインは、
他と比べても3倍以上のコスパの良さが光る、
満足度の高いワインの一つです...

満足度の高いプサゴットのカベルネ

プサゴット|カベルネ・ソーヴィニョン2012の味わい

アルコール度数は14.4%、フルボディの濃厚なタイプです。
抜栓と同時にスモーキーな樽香、
チェリー系の果実香にほんのりとした甘さも重なり、
心地良い香りに凝縮感が漂います。
柔らかな口当たりの果実風味に、
酸味、渋みともに控え目でバランスの良い味わいを醸し出していて、
余韻に広がるふくよかな刺激が、
飲み頃である事を暗示するかのように深みを漂わせています。

ワインの実力を引き出す飲み頃温度

抜栓後の最初の一口からこのようにバランスも良く、
申し分の無い味わいにも思えるのですが、
まだまだその力を出し切っているわけではありません...

実は室温29℃の中に、既に2~3時間はそのまま置いてありますから、
飲む温度としては少し高い状態でして、
20~22℃くらいを目安に、
10分前後ワインクーラーで冷やした方が良いのです。

そして冷やし始めるとすぐに違いが現れて、
先ほどは気がつかなかった、
微かに舌にまとわりつく雑味が消えて行くのが分かります。
全体に透明感、滑らか感が増すと共に、
余韻に漂う幾分スパイシーな刺激や凝縮感が後に引き下がり、
何とも調和のとれた納得の味わいが広がり始めるのです。

調和のとれたプサゴットのカベルネ

このときのワインの温度

グラスはまだ曇っていませんが今にも曇るかと感じられる印象ですし、
またボトルを触った感じからしても、
概ね18~20℃と予想されるところです。

今の時期ではワイングラスが微かに曇るくらいで16℃近辺でしょうから、
少々冷えすぎですが、目安としては一旦ここまで冷やして、
ここから徐々に温まっていく変化を愉しんで見てはいかがでしょう。

 

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