装いを一新したプサゴットのフルボディの高級赤ワイン達
- 2017.11.02
- イスラエルー赤ワイン
- エルサレム, カベルネ, ジュデアンヒルズ, プサゴット, ブティック・ワイナリー
新しく届いたカベルネのヴィンテージが
一気に進んで2016年になっていましてね。
これに触発されて彼らのサイトをのぞいてみますと
しばらくチェックしていなかった事もあるのですが、
ワイン達がずいぶん新しくなっていてびっくり!
取り寄せてみる必要がありそうなワインも多数見受けられます。
そんな中でまずは届いたカベルネ・ソーヴィニョン 2016を開けてみる事に。
色は透明感のある、濃い魅惑的な赤紫色をしていて、
抜栓と同時に柔らかな果実香が広がり、
厚みのある渋みが後に続くのですが、
まだ固い印象であることは否めません。
それでも30分も経ちますと、
若々しさを匂わせながらもジュデアンヒルズのテロワールを漂わせ、
タンニンの渋みが溶け込んだ澄んだ口当たりと共に、
バランスの良い味わいが広がるようになってくるのです。
ただ、やはりあと2年~3年は待った方が良さそうな印象で、
今飲んでしまうのはちょっともったいない気もするのですが、
一方で変化を楽しむには打って付けのワインと言えるでしょう。
時間が経つ毎に振る舞いを変え、
若々しさと共に豊かな果実味が前面に出てきたかと思えば、
タンニンの心地良い渋みが柔らかく広がるなど、
口に含む度に味わいが変わる面白さがあります。
2年~3年に渡ってこんな変化が楽しめそうですから、
ちょっとわくわくする話じゃありませんか。
実際、抜栓から1時間ほど経ちますと、
今度は味わいに深みや艶やかさも漂い始めて、
今でも十分楽しめる味わいが広がるのです。
この先が一層楽しみなプサゴットのカベルネ。
市場での評価が毎年上がっていくのも頷けますね。
そして新たな白ワインも加わったこのシリーズは、
イスラエルワインが常に進化を続けていることも示しているようで、
ヴィンテージが変わる度に新たな魅力を見せてくれる、
何とも頼もしいプサゴットのワイン達なのです。
プサゴットのワインはこちら:
https://www.ijcmdot-com.jp/?mode=cate&cbid=2226349&csid=2
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