おすすめ白ワイン【和食に合うエメラルド・リースリング】
- 2016.10.27
- イスラエル-白ワイン
- エメラルド・リースリング, ソーヴィニョン・ブラン, ティシュビ, 和食に合うワイン
だしの文化
和食には昆布や鰹などに代表される“だし”の文化があり、
日本人はこの旨みに通じるほのかな甘味に慣れ親しんでいますからね。
ワインでもセミドライ(あるいはオフドライ)の、
ほのかな甘味を伴ったワインが入りやすいのではないか、
と常々思っていたところなのです。
もちろん和食と言ってもいろいろありますし、
合うワインも様々ですが、
刺身などの魚系や上述の昆布ダシやかつおダシを使った料理ですと、
これらに合うワインとしてまず名前が挙がりますのは
和食キラーとも言われるソーヴィニョン・ブラン。
軽めの辛口で、フルーティさやフレッシュな酸味が好まれていますよね。
そしてここで登場するのがエメラルド・リースリング
この和食キラーに負けずに相性が良くておすすめで、
だしの旨味にも通じるほのかな甘味が魅惑的な白ワインです。
ティシュビのエメラルド・リースリングで見てみますと、
口当たりはしっとりと滑らか。
適度のシャープ感を漂わせながら、
すっきりとした穏やかな酸味がほのかな甘味と重なり合い、
上品でバランスの良い味わいが広がります。
余韻に漂う柔らかな刺激がふくよかで奥行きのある味わいを醸しだし
心地よさを誘います。
しっかりと10℃~12℃くらいに冷やして飲むのがおすすめでしょう。
居酒屋の店主も絶賛
そういえばBYOをやっている魚料理が中心の居酒屋で、
別のエメラルド・リースリングを持って行ったときに、
店のオーナーが『このワインは店の魚料理に合う!』
と絶賛したことがありました...
同じ品種のこのティシュビのエメラルド・リースリングは、
さらなるふくよかさと上品さを匂わせながらしっかりと料理を支え、
一層の味わいを引き出す懐の深さをも感じさせてくれるのです。
魚の脂味に限らず、鰹だしや昆布だしの和食は優しい味わいですからね。
適度の酸味とほのかな甘味が溶け合ったワインが合うように思えます。
イスラエルのエメラルド・リースリングは、
和食と一緒にぜひ試してみていただきたい品種ですね。
ティシュビ・ワイナリーのワインはこちらから: 『ティシュビのワイン一覧』
-
前の記事
樽香控え目のシャルドネとセミドライ|ワイナリー・ツアー 2016.10.13
-
次の記事
世界のワイン|ヴィネクスポ・東京2016 2016.11.18