樽香控え目のシャルドネとセミドライ|ワイナリー・ツアー
田崎真也ワインサロンが主催するワイナリー・ツアーがありまして、
山梨県にあるマンズワイナリーとシャトー酒折を訪問しました。
実際にワイン造りをされている方々から、
貴重なお話をお伺いできるのは何とも楽しい限りです...
樽香控え目のシャルドネ
日本市場では、樽の香りの強いシャルドネはあまり好まれないそうです。
あまりにもシャブリが有名で、その影響でしょうか。
そこでマンズワイナリーでは、樽仕込みのシャルドネであっても、
樽の香りがあまり前面に出ないように抑えているとのことでした。
当店で人気の高いビンヤミナのリザーブ・シャルドネも、
樽塾なのですが樽の香りはあまりしません。
すっきりとして上品な味わいのシャルドネで、
やはりこんな傾向が背景にあるのかも知れません。
一方ヨーロッパやアメリカでは、
しっかりと樽で寝かせた、重厚でバター風味豊かな味が好まれるそうです。
今までは樽香の強いシャルドネは避けてきたのですが、
ワインを愉しむという視点からは、また選択肢を増やす為にも、
樽香の豊かな味わいも取りそろえた方が良い事を窺わせる、
含蓄のある話が続きます...
セミドライの白ワイン
いずれのワイナリーでも、ゼミドライの少し甘味の香る白ワインが、
参加された皆さんからの評判が良かったですね。
辛口が人気のように見えますが、
ほのかに甘味の香るセミドライ、あるいはオフドライの白ワインが
飲みやすくて日本人には合うのではと思っていましたから、
ちょっとうれしくなりましたね。
イスラエルワインのセミドライにはエメラルド・リースリングがあり、
こちらもぜひお試し頂きたい品種です。
※エメラルド・リースリングはこちら。
葡萄畑で...
もうひからびた状態でシャルドネの葡萄の房が残っていたのですが、
粒を取って食べてみると、まあ甘いこと。
何と、糖度は20度以上になるのだそうです。
こんなこともワイナリーを訪問してみなければ体験できません。
イスラエルのワインはこちら:『イスラエルワイン専門の通販サイト-IJCMドットコム』
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