品川駅近辺で気軽に魚介類とワインを楽しむ
- 2015.11.20
- ワインと料理 各国のワイン
- シャトー・フォンガバン, ソーヴィニョン・ブラン, ムートン・カデ, メルロ
*魚介ビストロsasaya BYO
品川駅高輪口を下りてすぐ右手の雑居ビル2階。
こんなところに?...とちょっと迷いながら、
「品川魚介センター」を奥へ進むと、
居酒屋風の気軽な雰囲気の店構えで、
棚に並んだワインボトルが“ここですよ!”と教えてくれます。
気軽にぶらりと立ち寄るイメージがあって、
予約なしで行ったのですがこれが満席。
何とか予約客がくるまでの時間を楽しませて頂く事に...
名前にあるようにワイン持込可能な魚介料理中心のビストロで、
魚介類は各地から産地直送されるのだそうです。
ワインも130種類以上あると言いますから楽しくなるじゃありませんか。
早速、牡蠣に蛤、NO.1人気と言う魚のカルパッチョを頼んで、
合わせて選んだ白ワインは
*ムートン・カデ ソーヴィニョン・ブラン
グレープフルーツやライムなどの柑橘類の爽やかな果実の香りに、
ほのかに甘味も漂う繊細な味わいが広がります。
魚介類ですからどう考えたって相性はいい訳ですし、
清涼感溢れる余韻も食欲をそそります。
...とまあ、間違いなくエレガントな味わいなのですが、
何せ居酒屋風の雰囲気ですからね。
周りも少しざわついていて、
ワインが雰囲気にのまれる感じで心細げな様子です...
それではもう少したくましいワインを、
とカベルネ・ソーヴィニョンを探すのですが
中々良さそうなのが見当たりません。
チリやオーストラリアのワイン達が目配せしてくるのですけれど、
流れからしてここはやはりボルドーで行きたくなりますよね。
結局たくましさを求めるのは諦めて、
ここで見つけましたのが
*シャトー・フォンガバン
メルロ主体で、少しカベルネ・フランが加わっています。
柔らかく控えめな果実風味が品よく漂い、
ふっくらとしたメルロの味わいがゆったりと広がります。
ざわついた雰囲気に臆することもなく落ち着いていて、
控えめながらも凛とした上質の味わいを漂わせています。
渋みは控えめですが全体のバランスが素晴らしく、
このメルロも良いですねえ...
...などなど、あれこれ料理も美味しくて、
仲間内でワイワイガヤガヤ気軽に過ごすにはピッタリの、
何とも楽しくなる居酒屋風ビストロでした。
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