料理や会話の余韻を楽しむデザートワイン

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Psagotのワインの中からずっととっておいたデザートワインと「カベルネ・ソーヴィ
ニョン シングル」なのですが、口実を見つけ、まずはデザートワイン(PRAT)を開
ける事にします。500mlの中瓶ですが、エチケットには風格のある模様が刻まれてい
て、中々の存在感です。
Psagot PRAT1
Psagot PRAT(左)とCabernet Sauvignon Single(右)
Cabernet Sauvignon Singleは、ボルドーやブルゴーニュのグランヴァンに匹敵するとの高い 評価を得ている一品です。
ポートスタイルの酒精強化タイプ:発酵途中にアルコールを加えて酒精を強化した
ものです。アルコール分は20%ですが飲み口はそんなにアルコールを感じさせませ
ん。
これでもかとばかりに凝縮したチェリー系果実の濃厚な甘味に心地よいココアの苦
味が重なり、これに芳醇で幾分スパイシーな余韻が続きます。ちょっとミステリア
スで複雑味を見せる味わいも魅力的で、食事の後のひと時を飾るに打って付けの趣
です。少し冷やしめの方がキレが出て、どんなデザートにも合いそうです。
Psagot PRAT2
元来ぐいぐい飲むものでもありませんし、時間をかけてゆったりとした気分で飲む
のに向いていて、自然と笑みがこぼれ、話が弾むこと間違いなしです。

参考:
『デザートワイン(フォーティファイドワイン)』過去ログはこちら